角川歴彦と角川春樹の関係は不仲な兄弟?兄弟喧嘩の内容が壮絶すぎた!

株式会社KADOKAWAの取締役会長である角川歴彦さんが、

東京オリンピック・パラリンピックの贈収賄事件で賄賂を贈ったとして贈賄容疑で2022年9月14日に逮捕されました。

兄である角川春樹さんが、1975年にKADOKAWAの取締役社長に就任され、兄弟間の確執から角川歴彦さんを「角川書店」から追放します。

その後、角川春樹さんの逮捕によって、角川歴彦さんが社長に就任されます。

今回は、角川の兄弟喧嘩が壮絶すぎるので、角川歴彦さんと角川春樹さんの関係を調査していきます!

目次

角川歴彦と角川春樹の関係は不仲な兄弟?

角川書店の創設者である角川源義さん鈴木冨美子さんとの間に、角川歴彦さんと角川春樹さんが誕生されます。

歴彦さんと春樹さんは1歳差の兄弟で、歴彦さんは弟です。

角川歴彦さん:1943年9月1日生まれ79歳

角川春樹さん:1942年1月8日生まれ80歳

角川春樹さんは1965年、角川歴彦さんは翌年の1966年に「角川書店」に入社されます。

1975年に社長であった父・角川源義さんが亡くなられたことで、兄の春樹さんが社長に、歴彦さんは専務に就任します。

お2人共がそれぞれの分野で華々しい活躍を見せ、「角川書店」を大きく発展させていきます。

角川春樹さんは、

角川春樹さんは、角川書店で映画製作を担当し『メディアミックス』という戦略を確立して、角川映画ブームを起こします。

1970年に映画『ある愛の詩』『いちご白書』の原作本を始めとして、洋画の原作やノベライゼーションを次々と刊行されます。

父の反対を押し切って出版に踏み切ったとされる『ある愛の詩』の成功が後継者の地位の確立に繋がっていきます。

一方、角川歴彦さんは、

雑誌部門を担当し、『ザ・テレビジョン』『東京ウォーカー』などの情報誌の創刊、
アニメ情報誌や『角川スニーカー文庫』『富士見ファンタジア文庫』などのライトノベルを確立します。

1971年から、NHKで放送されていた『日本史探訪』の書籍化を企画担当して成功させ、角川書店の救世主的出版と言われています。

1992年からゲーム分野の子会社の角川メディアオフィスを設立し、『コンプティーク』『マル勝スーパーファミコン』『コミックコンプ』などゲーム雑誌・漫画雑誌を出版し成功を収めます。

歴彦さんが1992年に副社長に就任されますが、経営方針を巡り、兄弟が対立します。

角川歴彦と角川春樹の対立の原因は?

お2人の対立の原因は、

・180億円の負債の処理など経営の方向性
・角川春樹さんの長男の処遇

角川春樹さんが、30億円の製作費をかけ、1992年に角川映画『ルビー・カイロ』を上映されますが、5億円前後の回収となります。不振を背景に、180億円の負債の処理など経営の方向性、入社した角川春樹さんの長男の処遇などを巡り春樹さんと歴彦さんが対立されます。

映画事業が不振を強める中、歴彦さん率いる雑誌やアニメなどは、収益を上げていきます。

角川春樹さんは、

弟に角川書店を乗っ取られる

と焦りを強め、1992年9月に春樹さんにより、歴彦さんが副社長を辞任・解雇します。

歴彦さん退社後、5人から10人のつもりでメディアワークスを設立されます。

しかし、歴彦さんの退社に伴い、角川メディアオフィスの役員や社員71名が、歴彦さんについて退社し、新たに設立されたメディアワークスに参加されます。

角川春樹さんの乗っ取られるという気持ちを体現されたのか、角川メディアオフィスの社員71人中69人が歴彦さん設立されたメディアワークスに参加されます。

従業員が弟である歴彦さんについて退職されたことも兄弟間の不仲を助長する出来事だったのではないでしょうか。

角川の兄弟喧嘩でお家騒動に発展!

17年間「角川書店」に在籍されていた幻冬舎代表取締役社長である見城徹(けんじょう とおる)さんが、青汁王子と幻冬舎で編集者を務める箕輪厚介さんとの生配信に出演され、「角川書店」の内情を暴露されています。

その生配信の中で、角川春樹さんがコカインで逮捕されたストーリーは、全部角川歴彦さんが描いたものと話されています。

角川歴彦さんが角川春樹さんに取締役を解任されて追放されていた。兄弟げんかみたいなもので。角川歴彦さんが謀反をおこそうとしているっというので追放した。

歴彦さんは株もそんなになかったので、どうやって戻ってくるかっていうのを考えた末に、最初は警視庁に持って行ったみたいなんだけどうまく取り合ってもらえなくて、千葉県警に持っていって空港署で角川のカメラマンを買い付け・コカインの運び屋をやってたとされるカメラマンを空港署が逮捕した。

その自白に基づいて角川春樹さんが逮捕される。

歴彦さんは結局株を持っていないので、マジョリティー(多数)を持っていた春樹さんに、獄中に手紙を書いて
「兄貴が有罪になっても服役して出てくるまで、自分に株を委任してくれれば、株主総会で自分が取締役に返り咲いて、直後の取締役会で代表取締役社長になって兄貴を待ちます。兄貴が何年かして出てきたら、会長でお返しします。」と手紙を書いた。

すっかり信じて騙されてしまった角川春樹さんは、歴彦さんを社長に就任させる。

春樹さんが出てくるまでに、春樹さんの株の影響力は増資とか色んなことで削がれていて、もう影響力がなくなった。

角川春樹さんがコカイン事件で社長辞めざるを得なくなったのは、全部角川歴彦さんの陰謀なんだよ。いずれ明らかにしていこうと思っている。

と話されています。

世間の反応

世間の声として、

「角川春樹は経営者としては才能はなかったかもしれないかもしれないが、こういう本を出したい、こう生きていいきたい、という信念はあった。 角川歴彦は優れた経営者だったかもしれないが、なにを価値とする人なのか、ついぞわからなかった。」

という声や

角川春樹がまた参入されたのかなと思ったら角川歴彦の方だった。

という声が聞かれています。

他にも、

まとめ

株式会社KADOKAWAの取締役会長である角川歴彦さんが、

東京オリンピック・パラリンピックの贈収賄事件で賄賂を贈ったとして贈賄容疑で2022年9月14日に逮捕されました。

今回は、角川の兄弟喧嘩が壮絶すぎるので、角川歴彦さんと角川春樹さんの関係を調査していきました。

お2人の対立の原因は、

・180億円の負債の処理など経営の方向性
・角川春樹さんの長男の処遇

兄である角川春樹さんが、兄弟間の確執から弟である角川歴彦さんを「角川書店」から追放します。

角川春樹さんは、

弟に角川書店を乗っ取られる

と焦りを強め、1992年9月に春樹さんにより、歴彦さんが副社長を辞任・解雇します。

歴彦さん退社後、5人から10人のつもりでメディアワークスを設立されます。

しかし、歴彦さんの退社に伴い、角川メディアオフィスの役員や社員71名が、歴彦さんについて退社し、新たに設立されたメディアワークスに参加されます。

幻冬舎代表取締役社長である見城徹(けんじょう とおる)さんによると歴彦さんが、社長に返り咲くために角川春樹さんが逮捕に追いやったと言われています。

この情報が事実であるなら兄弟喧嘩が壮絶すぎますよね。

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