那須川天心選手が武尊選手との世紀の一戦を最後に、キックボクシングを引退し、
ボクシングに転向されることが決定しています。
そんな那須川選手がボクシングでは通用しないでのは?とネット民から言われていますが、
世界を獲った選手たちの見解はいかでしょうか?
那須川天心はボクシングで通用しない?
ネット民からは、ボクシングで通用しない。と言う声が多く聞かれています。
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・那須川くんはボクシングじゃ通用しない。キックしてれば最強だけど。
・ごめん。那須川天心って絶対ボクシングじゃ通用しないよね。
・那須川どーした…こんな動きじゃボクシング通用しないぞ...
などの声が聞かれていますが、世界を獲った選手たちの見解はいかがでしょうか。
世界を獲った選手たちの見解とは!
1.具志堅用高さん
2.竹原慎二さん
3.長谷川穂積さん
4.八重樫東さん
5.京口紘人さん
世界を獲った5人が那須川選手のボクシング転向について語られています。
1.具志堅用高が語る那須川選手のボクシング転向
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タレントとして活躍される具志堅用高(ぐしけん ようこう)さんですが、
元WBA世界ライトフライ級王者で、
世界王座防衛13度は日本人男子世界王者の最多記録を保持しています。
2022年4月30日に配信された具志堅さんのYouTubeチャンネル「具志堅用高のネクストチャレンジ」にて、
天心さんは最近の試合を見てるとボクシングが上手くなってる。しっかりできてますね。
だけど1つだけ言わせてもらいますけど、パンチ力ですね。パンチ力が弱い。
どの階級でやるかわからないけどね。もっとパンチ力をつけたい。
あと筋肉をつけなくちゃ。体全体の体感をバランスよく強くしないと。
12R戦うわけだからそれに戦える体幹を強くしなくちゃいけない。
ボクシングが上手くなっている。しっかりできているとした上で、
パンチ力と12R戦うだけの体幹を強くしなくちゃいけないと言われています。
2.竹原慎二が語る那須川選手のボクシング転向
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竹原慎二(たけはら しんじ)さんは、
日本人で初めてミドル級世界王座を獲得した方です。
2021年5月25日に配信された竹原さんのYouTubeチャンネル「竹原テレビ」にて、
端的に言えば、世界チャンピオンになるでしょう。
スピード・破壊力・距離感・タイミング全て持っているんですぐなると思いますよ。
ボクシングって12ラウンドの中の駆け引きがいるラウンドがあるので、
今やっている競技が3ラウンドでしょ?
3ラウンドと12ラウンドは違うんでそこだけですね。
那須川選手は全てを持っているとした上で、12Rの中の駆け引きの部分を懸念されています。
3.長谷川穂積が語る那須川選手のボクシング転向
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長谷川穂積(はせがわ ほずみ)さんは、
元WBC世界バンタム級王者。
元WBC世界フェザー級王者。
元WBC世界スーパーバンタム級王者。
世界3階級制覇王者。
バンタム級では5年間世界王座に君臨し、その間10度の防衛に成功した経歴を持つ方です。
攻撃面においては全て通用すると思う。
キックボクシングで培ったキャリア、スピード、フットワークは、ボクシングでも生きるだろう。
と語られていますが、ボクシング転向後の課題についても話されています。
課題となるのは、相手のパンチへの対応力。
https://www.daily.co.jp/ring/2021/04/10/0014229915.shtml
蹴りとパンチの両方に対応するキックボクシングと、
パンチだけのボクシングでは、防御面がまったく違う。
重要なのはパンチのもらい方で、18年大みそかのメイウェザー戦は階級の差という前提はあったが、
相手のパンチをまともにもらってしまった。
ボクシングの世界レベルの選手なら、
100のうち20くらいはパンチを殺してやわらげることができたと思う。
攻撃面は通用するが、防御面に課題があると話されています。
4.八重樫東が語る那須川選手のボクシング転向
![](https://sa-su-ke.com/wp-content/uploads/2022/06/八重樫.png)
八重樫東(やえがし あきら)さんは、
WBA、WBC、IBF各団体の最上位の世界王座だけで、
3階級制覇を達成した日本人初の王者です。
2021年11月27日に配信された八重樫さんのYouTubeチャンネル「やえちゃんねる」にて、
もちろん通用すると思います。やっぱりどこかで壁にぶち当たるんじゃないかな。
そのまますんなり世界チャンピオンになるとは思ってないですけど、
彼の持っている能力だとかその感性だとか、
そういうものがあればきっと世界チャンピオンになると思ってます。
壁にはぶち当たるも那須川選手の持っている能力や感性があれば、
世界チャンピオンになる可能性があることを示唆されています。
5.京口紘人が語る那須川選手のボクシング転向
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京口紘人(きょうぐち ひろと)選手は、
第20代OPBF東洋太平洋ミニマム級王者
元IBF世界ミニマム級王者
現WBA世界ライトフライ級スーパー王者です。
2021年5月11日に配信された京口さんのYouTubeチャンネル「京口紘人」にて、
那須川選手とコラボで実際に手を合わせた感想を話されています。
一言、やっぱ強いですね!
“天才”って一言で比喩しちゃうと失礼にあたるくらい努力もされてると思いますし、
身体能力だけじゃないなって感じましたね。
対峙してみて距離も遠かったですし、ミットとかも持ったんですけど、
左ストレートがすっごい貫通力なんですよ。
脱帽です。強かった。
現世界王者の京口選手から「脱帽です。強かった。」と言われています。
懸念されている点を克服されれば、世界を獲る可能性はあるのではないでしょうか。
まとめ
那須川天心選手が武尊選手との世紀の一戦を最後に、キックボクシングを引退し、
ボクシングに転向されることが決定しています。
そんな那須川選手がボクシングでは通用しないのでのは?とネット民から言われていますが、
世界を獲った選手たちの見解は違いました。
1人も通用しない。と言い切る方はいませんでした。
懸念されている点を克服されれば、世界を獲る可能性はあるのではないか。
とも言われていますので、ボクシング転向後も楽しみですね。
今後も那須川天心選手のご活躍に期待しています。
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