2022年6月19日に世紀の一戦といわれる武尊vs那須川天心の因縁の対決が行われます。
今回は試合が決定した時の世間の声や試合が決定するまでの経緯にフォーカスしていきましょう!
武尊と那須川天心の因縁の対決に終止符?
2015年8月1日に那須川選手が武尊選手に対戦表明されたことから、物語が始まります。
対戦表明されてから6年越しで試合が実現することとなり、世間の注目が集まる一戦となっています。
2022年6月19日に遂に武尊選手vs那須川天心選手の因縁の対決に終止符が打たれます。
武尊選手はK-1という団体で活躍され、史上初の3階級制覇を唯一成し遂げられた選手です。戦績は41戦し、40勝1敗(24KO)
一方、那須川選手はRISEという団体で活躍され、46戦46勝(キック41勝、MMA4勝、MIX1勝)そのうち32試合がKO勝ちされている選手です。
2人の活躍される団体が異なることで、この試合が実現しないのではないか?とも思われていました。
この世紀の一戦をテーマパークで例えるならば、
ディズニーランドとUSJ(ユニバーサル・スタジオ・ジャパン)が共同でイベントを行うようなものです。
ミッキーマウスとマーベル(スパイダーマン)が一緒のステージに立っていたら驚きますよね。
それほどこの試合が行われるということはスゴイことなのです!
試合が決定した時の世間の声がこちら!
世間の声!
待ち望んだ試合が決まったことで、歓喜の声が聞かれています!
格闘技ファンにとっては、武尊選手と那須川選手の試合は必ず見たいはず。
中には、仕事を休まれる方もいらっしゃる程です。
それだけ待ち望んでいたのでしょう。
しかし、テレビで放送されない可能性があるようです。
フジテレビで放送中止を発表
「6月19日(日)の『THE MATCH 2022』は、
主催者側との契約に至らず、フジテレビで放送しないことが決まりましたので、ここにお知らせいたします」
https://www.nikkansports.com/battle/news/202205310000401.html
この発表を受けて、武尊選手と那須川選手がTwitterにてツイートされています。
武尊選手のツイート
武尊選手は2022年1月10日に配信されたご自身のYouTubeチャンネルにて、
「この試合をやることによって、格闘技界とかスポーツとか日本が盛り上がって元気になると思う。
世界中の人がこの試合を見て、日本の格闘技は熱いなって思ってもらえると思う。」
と発言されています。
これらの思いがあったから、「この試合の意味を分かって欲しい。」というツイートになったのではないでしょうか。
那須川天心選手のツイート
格闘技界を盛り上げるために、ボクシングへの転向を先延ばしにされてまで、望まれた大事な一戦だからこそ、
憤りを顕にされています。
ぜひテレビで放送をして頂きたいですよね。
そんな世紀の一戦が決定するまでの経緯をまとめていきます。
試合が決定するまでの経緯まとめ!
2015年:那須川天心が武尊に対戦要求。
2016年:那須川天心が武尊に逃げていると発言。
2017年:那須川天心が大晦日の試合後に武尊との試合を再度要求。
2018年:武尊が試合後に対戦の意向を示す。
2018年:那須川天心がK1に訴えられる。
2019年:那須川天心が武尊に対戦を呼びかける。
2020年:武尊が那須川天心の試合をリングサイドで生観戦。
2021年:武尊の試合を那須川天心がリングサイドで生観戦。
2021年:6月に試合が決まっていた。
2021年:12月24の会見で対戦が決定。
2015年:那須川天心が武尊に対戦要求
2人の因縁は6年前の2015年8月1日に遡ります。
15歳のプロデビューから1年でRISE王者になるなど、飛ぶ鳥を落とす勢いの那須川選手が、
BLADE FC JAPAN CUP -55kgトーナメント2015に参戦し見事優勝されます。
試合後のマイクパフォーマンスで、
リング上で55kg級もう一人の雄、K−1−55kg王者の武尊に
「“掛かってこいや”って感じで、このリングでやれればいいかなと思ってます。
全KOで勝てたので、僕の方が上じゃないかって思います」
と語り宣戦布告。
https://sports.yahoo.co.jp/column/detail/201508040001-spnavi
武尊選手に対して、対戦の要求をされます。
このときの那須川選手は17歳でRISE王者になられています。
15歳のプロデビューから1年でRISE王者になってしまうとは驚きですよね!
花道で那須川天心が武尊に対戦要求
2015年11月21日に行われたK-1 WORLD GP -55kgタイトルマッチで、
武尊選手はチャールズ・ボンジョバーニ選手と試合を行います。
武尊選手は1Rにダウンを奪われますが、2Rに逆転KO勝ちで王座初防衛に成功されています。
笑顔で花道を引き上げてきたところで、観客席にいた那須川が握手を求めて
「大みそかで(戦いましょう)」
と対戦をアピール。
https://efight.jp/news-20151121_226412
その後、那須川選手はTwitterで「大晦日でやろうと。」俺はその言葉信じます。とツイートされています。
会場で武尊選手から「大晦日でやろう」という言葉をもらったのかもしれませんね!
武尊選手は「組まれればやります。組まれたらいつでもやります」
と発言をされているので、武尊選手は試合に対して前向きのようです!
2016年:那須川天心が武尊に逃げていると発言
「僕は世界を目指していて、逃げている相手にはもう興味はありません。僕は本物を目指すだけ」
と、もはやK-1王者は眼中にないとした。
https://efight.jp/news-20160119_231633
那須川天心vs武尊戦がなかなか実現に向かっていかないことで、
那須川選手はもどかしくなってしまったのではないでしょうか。
2017年:那須川天心が大晦日の試合後に武尊との試合を再度要求
2017年の大晦日に行われた五味隆典選手とスペシャルエキシビションマッチを行われています。
試合後のマイクパフォーマンスで
「誰との試合がみたいですか?」
と観客に問いかけます。
観客から一斉に「武尊ー!」との声があがり、2人の試合を熱望する声が聞かれます。
「この皆さんの声が答えだと思うので来年中にやりましょう!」
と那須川選手が再度対戦を要求されています。
一度は武尊選手vs那須川選手の試合がなくなってしまったかに思われましたが、
再び那須川選手が対戦を表明してくれたことで、実現に向かっていきます。
2018年:武尊が試合後に対戦の意向を示す。
2018年12月8日に行われた武尊 VS 皇治 戦で見事判定勝ちをおさめます。
試合後のマイクパフォーマンスでは、
「やっぱり色々、団体の壁とか色々あるんですけど、
正直実現するのって無茶苦茶難しいことなんですよ。
全く実現できない状況で発言したら、僕らファンの方を裏切ることになってしまうので、
僕は中途半端なことを口にしたくないんですよ。
だから僕は、中途半端なことをファンの方々に伝えたくない。
やっぱり難しいことはたくさんあるんですけど、
格闘技界を背負う。変えるってずっと言ってきているので、
時期はわからないですけど、必ず実現させようと思っているので
そして、実現させるだけじゃなくて僕は、勝つ気でいます。
そして、K1最強 K1最高を証明する。
と語られています。
武尊選手は、団体の壁があり、実現することが難しいということを話されています。
格闘技界を盛り上げるために、武尊選手は那須川選手との試合を強く望まれています。
また那須川選手に勝利し、K1最強 K1最高ということを証明しようとされています。
2018年:那須川天心がK1に訴えられる
K-1を運営する「M-1スポーツメディア」から民事訴訟を起こされたのは今年2月のこと。
他に彼の実父、所属ジムの会長、RIZINの運営会社なども訴えられている。
https://www.dailyshincho.jp/article/2018/06120559/?all=1
2017年の対戦を要求をしたマイクパフォーマンスが原因で、
・K-1のプロデューサーや運営会社全体がダメージを受けた。
・イメージダウンし、スポンサーが離れた。
として、民事訴訟を起こされています。
この件に関して、武尊選手は全く関係がありません!
2019年:那須川天心が武尊に対戦を呼びかける。
2019年9月16日に行われたRISE WORLD SERIES 2019 -58kgにて志郎選手に見事勝利をおさめています。
試合後のマイクパフォーマンスでは、
「みなさんの声に応えるのが選手だと思いませんか。
ボクは逃げも隠れもしない。
正式な話をください。
オレは待っています」
と対戦を呼び掛けています。
武尊選手は、Twitterにて
「実現させる為の言葉贈りますよ。
東京ドームで会いましょう。」
とツイートされています。
那須川選手も武尊選手も実現に向けて、アピールされています!
超満員の中の試合は、燃えるでしょうね。
2020年:RIZIN.26において武尊が那須川天心の試合をリングサイドで生観戦。
2020年12月31日に行われたRIZIN.26にて那須川選手はロッタン選手に見事勝利をおさめています。
試合後のマイクパフォーマンスでは、
今日会場に武尊選手、来てくれてありがとうございます。
本当まだ何も決まってないんですけど、
一緒に格闘技を盛り上げましょう。
と語られています。
武尊選手も静かに頷き、2人の想いが会場で初めて交わった瞬間でした。
また、格闘技ファンにとっては、待ち望んた瞬間でもあります。
2021年:K’FESTA.4 DAY.2の武尊の試合を那須川天心がリングサイドで生観戦。
2021年3月28日に行われたレオナペタス選手との試合に武尊選手が見事勝利をおさめています。
試合後のマイクパフォーマンスでは、
「6年語り継がれてきた物語が遂に完結することができた。
天心選手と最高の舞台で、最高の試合をやりたいと思っている」
と語られています。
武尊選手、那須川選手にとってこの6年間は長かったのではないでしょうか。
2021年6月に試合が決まっていた。
2021年6月にRIZINではなく、中立のリングで武尊選手と那須川選手が東京ドームで対戦することが決まっていました。
しかし、コロナの影響や武尊選手のケガの影響もあり、試合が流れてしまっています。
2021年12月24の会見で対戦が決定。
2021年12月24にRIZIN榊原代表と那須川選手、武尊選手が、
2022年6月に対戦することを表明されています。
武尊選手は、
やっと那須川天心選手と試合することが決まって、本当に嬉しく思います。
この試合は5・6年前からずっと対戦を熱望されていた試合だったんですけど、
色んな事情で試合がなかなか決まらなくて、僕も天心選手も苦しい思いをたくさんしたと思うんですけど、
この試合が決まったことで、格闘技界だけじゃなくて、日本だったり世界のスポーツ界が、
もっともっと盛り上がっていく試合になると思う。
と語られています。
那須川選手は、
メリークリスマス!
クリスマスイブにこういったプレゼントができて嬉しいと思うし、
ファンからしてみたらずっと待望してたことだと思うんで、
最高のクリスマスプレゼントを渡せたんじゃないかなと思ってます。
僕も昔からずっとやりたかった試合ですし、なかなか色々あって団体のがあって、
出来なくてっていうのが続いたんですけども、
ようやく中立な舞台で試合できることを嬉しく思います。
と語られています。
この試合が実現せずに終止符が打たれてしまうと思われていた方も多いのではないでしょうか。
那須川選手も言っていましたが、最高のクリスマスプレゼントとなりました。
2022年6月19日に行われる試合が待ち遠しいですね。
まとめ
2022年6月19日に世紀の一戦といわれる武尊vs那須川天心の因縁の対決が行われます。
今回は試合が決定した時の世間の声や試合が決定するまでの経緯にフォーカスしていきました。
紆余曲折ありましたが、世紀の一戦が決まったことで、ファンは歓喜しています。
お二人の試合が待ち遠しいですよね。
今後もお二人のご活躍に期待しています。
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